この度、LRQAはサプライチェーンにおけるESG(環境・社会・ガバナンス)トレーサビリティの重要性と最新の動向について解説するウェビナーを開催します。ESGトレーサビリティとは、製品、部品、材料の識別と履歴、流通、所在、用途を追跡する能力を指し、人権、労働(健康と安全を含む)、環境、腐敗防止の分野におけるサステナビリティの信頼性を確保するために重要な課題です。
このウェビナーは、グローバルなサプライチェーンを持つ顧客(特に製造業、自動車、食品、消費財業界)や、各国からの輸入や欧米諸国への輸出を行う企業にとって、ESGを強化し、責任ある調達を実現する方法に関する貴重な情報を提供するものです。
企業のサプライチェーンに対する新たな規制と透明性の重要性
近年、企業のサプライチェーンに対する規制が強化され、透明性と説明責任が求められるようになっています。EUデューデリジェンス規則、カナダサプライチェーン強制労働および児童労働防止法、米国ウイグル強制労働防止法など、各国で新たな法規制が導入され、企業はこれらの規制に対応する必要があります。また、消費者や投資家の意識が高まり、企業の社会的責任が問われるようになっています。これにより、企業はサプライチェーンの透明性を確保し、持続可能な業務を推進することが求められています。
トレーサビリティの重要性と実践方法:LRQAが提供する革新的アプローチ
ウェビナーでは、トレーサビリティの概念とその必要性を説明し、人権、労働、環境、腐敗防止の分野でのサステナビリティの信頼性確保の方法を紹介します。また、新たな規制や開示義務、産業の多様化、AIとLRQAのプラットフォーム「EiQ」のデータ活用についても触れ、従来の監査手法とリアルタイムソリューションを比較します。
また、サプライチェーンの複雑性、コンプライアンス違反のコスト、言語の壁、透明性の課題、専門家不足などの一般的な課題や、サプライチェーンのマッピングと追跡プロセスの改善、競争優位性の向上、トレーサビリティチームの構築、業務効率化の機会に関してLRQAのサービスがどのように貢献できるのかについて解説します。
無料でご参加いただけます。少しでもご関心のある方はぜひお気軽にお申し込みください。
※ウェビナーでは通訳者を用意しておりますので、日本語でご視聴いただけます。
※複数名で受講の場合は、必ず一名ずつ、お申し込みフォームより登録をお願いします。
【日時】
2025年5月14日(水) 14:00~1600
【講演者について】
Cliff Liu
(LRQA グローバルテクニカル シニアマネージャー)
ESG業界で20年以上の経験を持ち、LRQA入社以前には企業、貿易代理店、非政府組織(NGO)にて勤務。マーチャンダイジング部門と品質保証部門での経験を有している。主に衣類および繊維製品、玩具、電子製品、食品加工などに精通。法学博士号と労働衛生安全学修士号を取得しており、中国本土における弁護士資格も保有。また、認定社会的コンプライアンス監査人(CSCA)としても活動。2022年に香港オフィスからLRQA横浜オフィスに移転して引き続き活動中。